Safety measures and Quality assurance
安全とおいしさの追求
安全対策・品質保証
当社は給食事業者として、
安全安心な給食を滞りなく提供することが
最も重要な責務であると考えています。
給食事業者である当社にとって、安全で安心な給食を滞りなく提供することが最も重要な責務であると考えています。国際規格「ISO9001」に基づく品質管理及び、HACCPに基づく衛生管理の徹底と遵守を行い、食材仕入れから提供に至るまでのバリューチェーン全体で品質・安全保証のための体制を強化しています。
安全対策・品質保証の
取り組みについて
従業員は、健康・衛生状態のチェックからはじまり、手洗い、消毒、エアーシャワーなどの所定の工場内入室手順を経て、業務を開始します。
工場内は、各エリアを衛生レベルに応じて区分しており、さらに調理器具の洗浄・殺菌から出来上がった製品の品質確認に至るまで、細かな部分にも点検項目を設け、品質管理を徹底しています。
また、ISO、HACCPなど第三者認証を取得し、社外からも品質維持への取り組みに高い評価をいただいています。従業員一人ひとりが食の安全に対する意識を高く持ち、業務に励んでいます。
HACCPとは
HACCP(ハサップ)は、「Hazard:危害」「Analysis:分析」「Critical:重要」「Control:管理」「Point:点」の5つの単語の頭文字に由来する、衛生管理手法のことです。
事業者自らが食中毒菌汚染や異物混入等の危害要因(ハザード)を把握した上で、原材料の入荷から製品の出荷に至る、全ての工程で、それらの危害要因を除去または低減させるために、特に重要な工程を管理、製品の安全性を確保しようとする衛生管理の手法です。

セルフモニタリング体制
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施設設備の定期点検
当社では予防保全の観点から、施設設備・機器については従業員による定期点検・整備・調整等による維持管理を徹底しています。
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定期的な内部監査の実施
品質管理課にて、年3回の内部監査を実施することにより、現場作業の確認・従業員へのヒアリング・施設、設備の点検・帳票類の記録確認等を通して、自社マニュアルとの整合性を確認し、品質の保証に努めています。
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5S活動への取り組み
5S活動を通じた教育を推進し、各センターにおいて、5Sチームを中心に従業員全員参加で作業環境向上を目的とした取り組みを実施しています。
外部モニタリング体制
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保健所による定期監査
管轄保健所に依頼し、各センターにおいて、食品衛生監視票に基づく定期監査を年1回実施いただいています。HACCPに沿った衛生管理を基準として工場内全体の点検を実施いただき、衛生面及び施設設備において安全で安心な環境を維持しています。
外部検査機関による定期調査
衛生対策の強化を目的として、外部検査機関による定期調査を実施いただいています。各衛生機関により、食品検査・施設設備のモニタリング調査・有害生物のモニタリング調査等を行っていただき、最適な衛生環境の維持・向上に努めています。
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ISO9001及び大阪版食の安全安心認証制度の認証取得
給食を提供する事業者として、みなさまに信頼いただくことを目的に、当社ではISO9001及び大阪版食の安全安心認証制度を取得しています。各認証機関においては、適合性と有効性の確認を目的とした年1回の監査を実施いただき、製造過程における危害要因の分析及び改善の機会によって食品の安全性向上と品質管理の徹底に努めています。
大切な人を想い仕事をする。
だから安全‧安⼼でおいしい
万福の給⾷。

万福は、常に人々の笑顔を想像し、
より優れた商品・サービスを提供します
当社の給食を召し上がっていただいている児童生徒様や園児様は、その一人ひとりが、皆さまにとってかけがえのない存在です。
工場内で働く従業員は、実際に当社の給食を召し上がっていただいているお子様とお目にかかることのできる機会は限られているかもしれません。しかし、従業員一人ひとりにもそれぞれ大切な人は存在します。そんな大切な人を想像し、給食を食べる子どもたち一人ひとりの笑顔を思い浮かべながら、わたしたちは安全・安心な商品・サービスの提供を行っています。
安全でおいしい給食が出来るまで
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食材の納品・検収
品目ごとに鮮度・品質・期限・温度・数量・産地等の確認を入念に行い、調理作業まで食材に応じた温度管理を徹底のうえ、衛生的に保管します。
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下処理・上処理
野菜等には、土や虫等が付着している可能性があるため、丁寧に目視確認を行いながら野菜の洗浄を行います。その後に献立に応じて見た目や食べやすさに配慮しながら切裁を行います。
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加熱調理
蒸気式回転釜・フライヤー・スチームコンベクションオーブン等の調理機器を使用して、それぞれ十分に加熱されているか加熱後の中心温度を測定します。
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①炒め物
炒め物を調理する際には、蒸気釜の特性を最大限に活かし、素早く調理を行うことで食材の余分な水分を出さずに旨味を閉じ込めています。
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②揚げ物
揚げ物を調理する際には、細かな温度設定により二度揚げしたようなおいしさで仕上げています。
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③焼き物
焼き物を調理する際には、まず蒸気で加熱することで芯までふっくら仕上げ、その後高温で焼き上げることで、外側はパリッと仕上がるよう工夫しています。
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炊飯
生米の種類、外気温(水温)、湿度にあわせて水加減・火加減を調整し、異物がないことを確認してから自動連続式炊飯ラインでお米を炊き上げます。各センターでは、毎日約2tのお米を炊き上げています。
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盛付・配缶
炊飯・加熱調理されたご飯やおかずは、厳格な温度管理のもと、衛生的な状態で盛付・配缶します。保温食缶やランチボックス等あらゆる方式に対応し、子どもたちの笑顔を思い浮かべながら心を込めて盛付、配缶を行っています。
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出荷・配送
クーリング車両を使用し、適切な温度管理のもと、衛生的な状態で各学校・幼稚園まで配送します。当社では自社配送の強みを活かし、安全運転講習・衛生講習を受講した専属のドライバーを配置して、日々の健康管理を徹底のうえ安全にお届けしています。
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回収・洗浄
食べ終わった食器や食缶等はセンターに持ち帰り、当日中に手洗いもしくは洗浄機にて汚れをきれいに洗浄します。洗浄した食器や食缶等は、消毒保管庫で乾燥・消毒を行い、清潔な状態で保管します。
最新の設備と
安全‧衛⽣管理が整った給食センター
当社では、学校給食調理に適した最新の調理機器、衛生設備を完備した自社給食センターを複数拠点有しており、
全ての拠点において、HACCPに基づき運営しています。
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八尾久宝寺給食センター
●所在地:
大阪府八尾市渋川町1丁目2番74号
●建築年度:
2021年
●製造能力:
約10,000食
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神戸御影給食センター
●所在地:
兵庫県神戸市東灘区御影塚町3丁目2番17号
●建築年度:
2017年
●製造能力:
約10,000食
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平野学校給食センター
●所在地:
大阪府大阪市平野区長吉川辺3丁目19番6号
●建築年度:
2013年
●製造能力:
約10,000食